2016年11月29日
アキバ店にもありまっせ~


▲実銃は世界各国でベストセラーとなったベルギーFN社製7.62mmx51口径バトルライフル『FAL』を英軍向けにローカライズしたもので、オリジナルFALではメートル法を基準としていたパーツの設計規格が、英連邦内における独自単位である帝国単位に合わせたインチ規格に変更されているのが特徴。各部の細かい仕様も、オリジナルFALとは結構異なります。
名称のSLRは(Self Loading Rifle)の略称で、自動装填式ライフルみたいな意味。

▲全体的に細身なシルエットで、とにかく長大な銃というイメージがあるL1A1ですが、そのイメージを特に強調しているポイントがこのフラッシュハイダー。
M14用ハイダーを更に延長したような感じで、下部にはバヨネットラグ(着剣装置)が設けられております。

▲レシーバーには運搬時に役立つキャリングハンドルが標準装備されており、これもL1A1ならではの外観的特徴の一つと言えますね。
余談ですが、ボルネオやマラヤにおいてゲリラ相手のジャングル戦に投入されたSASの兵士たちは、銃にスリングを素着することを禁じられていたとか。
見通しの悪いジャングルでは近距離における出会いがしらの遭遇戦が頻発したため、銃は肩に担がず常に射撃できる体勢で保持することが義務付けられていたというのがその理由ですが、このサイズの銃を常に両手だけで保持し続けるのはしんどかったでしょうねえ。
それが理由かどうかは分かりませんが、SASではより軽量なAR-15/M16系も早くから導入されておりました。

▲コッキングハンドルも特徴的な折りたたみ式に変更されております。
ハンドルを引くとダミーボルトが後退し、エジェクションポートからホップアップの調整が行えます。

▲リアサイトもブレードが折りたたみ式となっています。どことなく我が国の64式小銃を思い起こさせるフィーチャーですね。
もちろんウィンデージ(左右偏差)とエレベーション(上下偏差)の調整が可能です。

▲オリジナルFALとの最大の違いがセレクターで、射撃モードがセミオートのみに限定されております。反動の大きな7.62mmx51 NATO弾でフルオート射撃を行ってもコントロールできないからという、当時の英軍の判断に基づいた仕様ですが、現場の兵士たちとしてはフルオートで撃てないのはやはり心細かったようで、フォークランド紛争の際はアルゼンチン軍から鹵獲したセレクティブファイア仕様のFALも好んで使用されておりました。
なお、メカボックス自体は普通にセミ/フル対応となっているので、純正オプションパーツであるファイアモードセレクターを組み込むだけで簡単にセレクティブファイア仕様にコンバートすることも出来ます!

▲まだまだ安定供給とはいえない状況ですので、気になる方はお早めにどうぞ!


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Posted by 要塞東京隊 at 19:00│Comments(0)
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